自民党の憲法改正案の対案を考える。
自民党の作った憲法改正案が、「僕の考えた最強の憲法」すぎるので、個別の項目毎に対案を考える。
基本方針は以下の2点とする。
・憲法は、政府の権力の暴走から国民を守るためのものである。
・基本理念は、現在と変わらずに「個人の尊重」である。
変更点 全体その1
・「公益および公の秩序」となっている部分を「公共の福祉」に変更する。(戻す。)
・公共の福祉という言葉がわかりにくいという意見を考慮し、前文に公共の福祉についての説明を加える。
・公共の福祉の説明は、「個人の権利の衝突」とし、「公益および公の秩序」とはしない。また、個人の権利の衝突時にも、双方の個人の尊厳を考慮し、多数派の意見飲みで調整されるものではないことを明記する。
日本国憲法で大切なもの
日本国憲法の3つの柱は、教科書でも説明がある。
1 基本的人権の尊重
2 国民主権
3 平和主義
の3個である。
これは中学校でも習うことである。
しかし、これらの柱の土台となる考えがある。
それが
個人の尊重
である。
個人の尊重が最上位のテーマというのは、憲法の土台としては非常によくできていると感じる。
その例として、矛盾した法令への対応力があげられる。
たとえば、憲法の土台が「公益の発展」だとする。
そうした場合、”「公益の発展」のためには、公益の発展を大切にしている人は罰金刑に処するべき”という、矛盾したルールを作ることができる。
一方、「個人の尊厳」が土台では、そういったことはできない。これは、「自分や他人を個人として尊重する必要はない」と考えている人とその考えすら、尊重するからである。
結論
憲法の土台は、寛容なものにしましょう。
安保デモ 求めるべきは廃案ではなくて国民投票
新しい安保法案が採決された。
結果的には与党が数の力で押し切った形だ。
デモをしてた人たちからすれば、70年、80年に続いて3連敗である。そろそろ、デモで廃案を求めるのは効果がないことを認識すべきではないか。
結局のところ、どれだけデモをしてもデモに参加する人というのはマイノリティーでしかない。参加人数も客観的な値になりえない。政府からみても、そして政治にあまり興味をもてない人から見ても、少人数の変わった人たちが騒いでいるだけにしか見えないのである。
では、デモはどの程度の力を持っているか。
それの答えが、国民投票の要求権ではないかと思う。
民主主義の議会において大切なのは、民意を得られる法案を作ることである。決して決められた時間、議論をすることが大切なのではない。それであれば、重要な案件の最後に国民投票を行うのはそんなに悪いことではないだろう。
ということで、次からデモの時は”安保反対”ではなく、”民意を問う国民投票の実施”を要件に掲げるべきであると思いました。
告発と報奨金
BSAが BSA報奨金プログラム2015を実施しています。
URL:http://145982.com/
キャッチコピーが、「 違法コピーしたソフトを使わせている企業を探しています。」
個人的に、このキャッチコピーに大きな違和感を感じました。
目的が、
×ソフトウェア開発者の保護
○罰金を払わせてお金を稼ぐ
としか思えないのです。
こう感じた理由は、このキャンペーンが、違法行為を是正することではなく、密告する事を奨励しているからです。密告を奨励している政府にろくなものがないのは歴史に学べばよくわかります。
せめて、
① 名前を協力金に変更
② キャッチコピーを
「共にソフトウェア開発者の権利を守ってくれる人を
募集しています。」に変更
ってすれば、もう少しマイルドになるんじゃないかなと思います。
ぼやける気がするけど。
個人的には、自己申告プログラム(自白すると過使用対価の1倍の和解金+全ソフト破棄くらいで罰則をなくする制度)でも作ればルールが守られやすくなるし、告発者も増えるのではないかと思います。
文書の書き方
メモ的な何か。
構成の作り方の自己流の説明
主題:結論によって変化する対象を記述する。
論点:結論を導くための理論を記述する。
結論:言いたかったことを書く
・足りなそうなもの
背景、前提条件
・問題点
結論の説明が説明になっていない。
・その他
何を書く場合にこの構成が必要かを考えておくこと。
(メモには不要、感想文には必要、何かを論じる時にも必要)
カテゴリの作成もしたいなぁ。