あの戦争と、「手段」と「目的」
あの戦争について、とある人たちは、
「日本はアジアを欧米の支配から解放するために戦った。
そのための正義の戦争だったのだ。」
とおっしゃいます。
大東亜共栄圏の思想や、それ以降にあのあたりの国が相次いで独立したことを考えると、ただしいのかもなとも思いつつ、なんかモヤモヤしてました。
モヤモヤの原因が分かったのは、「目的」と「手段」を分離してみたから。
「アジアの欧米諸国からの解放」を目指していたとして、それは目的だったのか、手段だったのか。
目的ではあり得ないというのが結論。
なぜなら、結局、あの国との戦争に踏み込んだのは、資源の枯渇が緊迫してきたから。
目的というのであれば、もっと早くに行動にうつしておくべきでした。